乳頭山・八幡平

乳頭山~焼肉~八幡平
乳頭山のニッコウキスゲ
参加者
浅沼 真 ('95年卒)
工藤 麻実 (同)
田上 洋 (同)
川村 剛史 ('96年卒)
投稿者
川村剛史('96年卒業)
山行日程
2001年7月20~22日
投稿日
2001年7月29日
行程
7/20 上野~(新幹線)~盛岡~(浅沼氏の車)~休暇村田沢湖高原キャンプ場
7/21 キャンプ場~乳頭山~千沼ヶ原~湯森山~乳頭温泉~鶴の湯~田沢湖畔キャンプ場~焼肉
7/22 キャンプ場~(車)~八幡平頂上駐車場~黒谷地湿原~八幡沼~八幡平山頂~駐車場

20日・・・

東京駅に朝9時に集合も一名30分も遅刻。ゴールデンウィーク以上の混雑で、憐れ遅刻した麻○さんは座れずに終わる。しかし座席ウラのスペースでうずくまってしっかり寝ていたのには驚愕する。
12:31盛岡着。八戸在住の浅沼氏と合流し盛岡名物冷麺をいただく。辛いと言われるがそれほどでもない。スイカがのっていたのが面白かった。
食事後車で乳頭温泉方面へ。休暇村田沢湖高原のキャンプ場は木立の中の快適なキャンプ場。温泉は時間がなくて行けなかった。夕食は結局レトルト。翌日の行き先を乳頭山から秋田駒ケ岳と決め、就寝。

21日・・・

4:30に起床。テントをたたみ車で乳頭温泉の奥まで移動する。デイパックで歩きはじめるがいきなりルートミス。一回黒湯という所に降りていくのが正しい。
山道に入ると、途中硫黄の匂いが強く源泉?らしき湯だまりを見かける。一箇所人も入れそうなものもあった。コースタイムよりだいぶ早く乳頭山へ着く。ここから稜線で眺めが良くなった。
稜線にはニッコウキスゲが多い。分岐から千沼ヶ原へ向かう木道を歩く。特にどうということもない平らな木道を行くと突然広大な湿原があらわれた。ニッコウキスゲをはじめ花も咲き乱れるこの湿原は東北地方を代表する湿原なんだそうだ。人も少なく静かだ。湿原は何箇所かあり、奥へ奥へ進むと森へ入ってしまうが、そこから再び湿原があらわれる。最奥の湿原でビスクラを食う。
岩手山をバックに木道で昼寝をするのは田○氏。ここで自分は写真を撮り歩いた。
千沼ヶ原を後にし笊森山へ向かう。ニッコウキスゲの群落が大変すばらしい。夢中になって撮っていたら3人に置いていかれた。
山頂に着くと人だかりがすごい。皆秋田駒のほうから歩いてきたようだ。その後も秋田駒を眺めながらの稜線散歩が続き湯森山に着く。当初の予定を変更し直接乳頭温泉に降りる道をとるがこれがイマイチの道で、笹ヤブに覆われて手入れをしておらず、歩きづらかった。ただ下部の方にブナの原生林がありちょっと見ごたえがあった。秋には綺麗だろう。
乳頭温泉にたどり着き、鶴の湯という山あいの宿へ向かう。秘湯ということだが、もはや観光客に知られているようで、混んでいた。乳白色の露天風呂は良かったが、通路を歩く女性達には丸見え。さっぱりした後は田沢湖へ。湖のシンボル・なんとかの像(忘れた)を見物しながら、田沢湖畔のキャンプ場に泊まることに決める。
この夜は網と肉・野菜を買ってバーベキュー。火をなかなか起こせず心配するも、結果的にはこれが大成功。肉・ビールをたらふく食い酔った自分はいつのまにかテントで倒れていた。気がついたら宴は終わっていたのだった。
(あと、田沢湖の夕日が綺麗でした)
乳頭温泉
ニッコウキスゲの群落
田沢湖の夕日

22日・・

前日買いながらも食えなかった鰻の蒲焼を朝飯にし出発。車で井上陽水か何かを聞きながら八幡平へ突っ走る。山頂近くの駐車場へ停めて歩き出した。
道は観光客でも歩けるくらい整備されてしまっている(ただしハイヒールはムリ)。八幡沼の南を通り黒谷地湿原へ。途中思ったよりもダラダラ下っていく。湿原にたどり着くと整備された休憩場がある。湿原はここから茶臼岳方面に少しと、南のバス停への道沿いにある。いずれもニッコウキスゲが多かった。ちょうど満開のシーズンだったようだ。休憩場でビスクラを食べたあと頂上へ向かったがこのころからガスが出てきてしまう。沼の北を通り頂上へ着いたがまわりは真っ白であった。
車に戻ってから、5分ほど走ると藤七温泉という所に着く。ここの温泉は当たりだった。八幡平の直下なのだが意外と人も少なく、白湯の露天風呂と檜づくりの内湯で雰囲気も満足できるものだった。あとは盛岡へ戻り浅沼氏と別れ東京へ帰った。帰りの電車もかなり混んでいた。以上報告おわり。


今回のキーワードは、「ニッコウキスゲ」「露天風呂」「焼肉」といったところでしょうか。