山の子の歌

  • 作詞 井上慎一
  • 作曲 弾厚作

稜線に立つ君の肩から 
山鳥達が飛び立って行く
ザックを背負う俺を見つめて 
笑顔で何か話しかけてる
出発前の慌ただしさに 
そこだけ時が止まったようだ
心ひとつの山の仲間が 
パーティー組んで山登る

甲斐駒・仙丈・北岳越えて 
赤石・聖・光岳まで

ウォークオン 早稲田山の子 
俺を朝焼けの峰へ誘え
ウォークオン 早稲田山の子 
俺の夢のせて山へ羽ばたけ

別れはいつも苦手なものさ 
五万図たどる指も止まるよ
昨日の夢は街に捨てよう 
あの山なみの向こうが未来
胸つく道を必死で登りゃ
昨日の小屋がもう点になる

ピークの風に振り向く俺は 
山の男の顔だろう

白馬・五竜・針ノ木越えて
赤牛・鷲羽・槍ヶ岳まで

ウォークオン 早稲田山の子
俺を銀色の峰へ誘え
ウォークオン 早稲田山の子
俺の夢のせて山へ羽ばたけ


※ 作詞の井上真一さんは、1981年卒の方です。